おう‐しょう【鞅掌】
[名](スル)忙しく立ち働いて暇のないこと。「各々の職務に—していた」〈虚子・続俳諧師〉
か‐じょう【官掌】
《「かんじょう」の撥音の無表記から》律令制で、太政官の弁官の下に置かれた官。下級官吏である使部(つかいべ)の監督、官庁および諸設備の管理・整備などをつかさどった。
かん‐しょう【官掌】
⇒かじょう(官掌)
かた‐がっしょう【片合掌】
片手だけで合掌のかたちをすること。また、そのかたちで拝むこと。
かん‐しょう【管掌】
[名](スル) 1 自分の管轄の職務として責任をもって取り扱うこと。「会計事務を—する」 2 旧市制・町村制において、市町村長・助役・収入役などに故障のある場合に、監督官庁が官吏を派遣してその職...
がっ‐しょう【合掌】
[名](スル) 1 仏教徒が、顔や胸の前で両の手のひらと指を合わせて、仏・菩薩(ぼさつ)などを拝むこと。インド古来の礼法で、仏教により日本に伝えられた。 2 小屋組で、2本の部材を山形に組み合わ...
く‐じょう【宮掌】
伊勢神宮や熱田神宮の神職の一。権禰宜(ごんのねぎ)の下に置かれる。みやじょう。
けん‐しょう【兼掌】
[名](スル)二つ以上の職務を兼ね行うこと。兼務。「製造・販売の二部門を—する」
こう‐しょう【綱掌】
僧職の一。法会の儀式をつかさどる僧の役名。
こく‐しょう【国掌】
平安時代、国司の下で、記録・雑務を担当した下級役人。