おび‐かけ【帯掛(け)】
1 江戸時代、奥女中などが用いた帯留め。 2 岩田帯を締めること。帯祝い。
おも‐がい【面繋/面懸/羈/面掛】
《「おもがき」の音変化》馬具の一。轡(くつわ)を固定するために、馬の頭にかける緒。おもづら。→三繋(さんがい)
おんがく‐とりしらべがかり【音楽取調掛】
明治12年(1879)に文部省内に設置された音楽教育の研究、音楽教師の育成のための機関。「小学唱歌集」を編集。明治20年(1887)、東京音楽学校(現在の東京芸術大学音楽学部の前身)に改編。
かい‐がけ【皆掛(け)】
品物を、入れ物ごとはかりにかけること。うわめ。〈和英語林集成〉
かがみ‐かけ【鏡掛(け)】
1 「鏡立て」に同じ。 2 鏡の面にかぶせておく布。
かけ【掛(け)/懸(け)】
[名] 1 売り値に対する卸値。また、本来の値段に対する、値引きして売る値段の割合。 2 「掛け売り」「掛け買い」の略。「—で買う」 3 「売掛金」「買掛金」の略。「—がたまる」 4 「掛け蕎...
かけじ‐かけ【掛(け)字掛(け)】
「掛け物掛け」に同じ。
かけもの‐かけ【掛(け)物掛(け)】
掛け軸の掛け外しに使う、先に角・金属製の叉(また)のついた細い竹ざお。掛け字掛け。画叉(がさ)。
かた‐かけ【肩掛(け)】
婦人が外出の際に、防寒または装飾用に肩に掛けるもの。ショール。《季 冬》
かたな‐かけ【刀掛(け)】
1 刀を横にして掛けておく道具。刀架。 2 ものの役に立たない武士をさげすんでいう語。「綺羅(きら)を飾りし—めら」〈伎・景清〉