さ‐そん【差損】
売買の結果、価格の改定、為替相場の変動などにより、決済で発生する損失。⇔差益。
さんぼういちりょうぞん【三方一両損】
落語。講談に取材したもの。左官金太郎が3両拾い、落とし主の大工吉五郎に届けるが、吉五郎はいったん落とした以上、自分のものではないと受け取らない。大岡越前守は1両足して、2両ずつ両人に渡し、三方1...
ざっ‐そん【雑損】
1 特定の勘定科目に該当しない損失。 2 所得税の控除対象となる、災害・盗難または横領による一時的な損失。
しさ‐そん【死差損】
生命保険で、想定死亡率(契約者の死亡する割合)を基に計上した保険金の予定支払額に対し、実際に支払った保険金の額が多い場合の差額。→死差益 →三利源
しつりょう‐けっそん【質量欠損】
原子核を構成している陽子と中性子の質量の総和から、原子核の質量を引いた差。陽子と中性子とが原子核を構成するとき、結合エネルギーを得るため、ある程度の質量を失うことから生じる。
しほん‐けっそん【資本欠損】
会社の純資産額(資本総額−負債総額)が、資本金と法定準備金(資本準備金+利益準備金)との合計額よりも少ない状態をいう。
しょう‐そん【焼損】
[名](スル)焼けて壊れること。また、焼いて壊すこと。「戦災で市街地が—する」
しょう‐はんそん【小半損】
地震保険の損害区分の一つ。居住用建物の主要構造部(壁・柱・床・梁(はり)・屋根・階段)の損害額がその建物の時価の20パーセント以上40パーセント未満の場合、または焼失もしくは流失した部分の床面積...
小利(しょうり)大損(だいそん)
わずかな利益を得ようとして、そのためにかえって大きな損を招くこと。
しょ‐そん【所損】
損をすること。損失。「利得と—と比較すれば概して儲が多かりしかば」〈逍遥・当世書生気質〉