つみ‐いれ【摘(み)入れ】
「摘入(つみれ)」に同じ。
つみ‐がみ【摘み髪】
未亡人が喪のしるしに結う茶筅(ちゃせん)髪。また、その人。「こと人を思ひにつくる—やなきつまぐしもさすが忘れて」〈徳和歌後万載集・八〉
つみ‐くさ【摘(み)草】
[名](スル)春、野原で若菜や草花を摘むこと。草摘み。「土手で—する」《季 春》
つみ‐と・る【摘(み)取る】
[動ラ五(四)] 1 植物の芽・葉・実などを指先でつまんで取る。「新茶を—・る」 2 大きく育つ前に取り除く。「悪の芽を—・る」「古い体制が若い才能を—・る」
つみ‐な【摘(み)菜】
芽の出て間のない若菜を摘みとること。また、その菜。
つみれ【摘入/抓入】
《「つみいれ」の音変化》魚のすり身に卵・片栗粉などのつなぎと調味料を入れてまぜ、少しずつちぎって熱湯でゆでたもの。
つみ‐わた【摘(み)綿/紡綿】
真綿を平らにひきのばしたもの。小袖の綿入れなどに入れる。
つ・む【摘む】
[動マ五(四)] 1 (「抓む」とも書く)指先や爪の先ではさみとる。つまみとる。「茶を—・む」「花を—・む」 2 (「剪む」とも書く)はさみなどで物の先を切りとる。「枝を—・む」「髪を—・む」 ...
てき【摘】
[常用漢字] [音]テキ(漢) [訓]つむ つまむ 1 指先でつまんで取る。「摘花・摘果・摘出」 2 かいつまんで選び出す。「摘記・摘要・摘録/指摘」 3 悪事をあばき出す。「摘発」
てき‐か【摘果】
[名](スル)果実がなりすぎるとき、良質のものを得るために、幼いうちに間引くこと。