はね‐とば・す【撥ね飛ばす】
[動サ五(四)]ぶつかって、勢いよく飛ばす。はじき飛ばす。「車に—・される」「重圧を—・す」
はね‐に【撥ね荷】
1 荷の中からより分けて別にした荷物。 2 「打ち荷」に同じ。
はね‐の・ける【撥ね除ける】
[動カ下一][文]はねの・く[カ下二] 1 はじくようにしてわきへのける。勢いよく押しやる。「掛け布団を—・ける」「誘惑を—・ける」 2 選び出して除く。「傷物を—・ける」
はね‐ばかま【撥ね袴】
糊が強く、着ると端がはね上がるように折り目のついた袴。転じて、それを着けて威張っているさまをいう。「主の威光の—かさにかかって」〈浄・女夫池〉
はね‐ばし【撥ね箸】
嫌い箸の一。食事の際に、食べたくないものを箸でのけること。
はね‐ばし【跳ね橋/撥ね橋】
1 城塞などの入り口に設け、不必要なときは綱・鎖などでつり上げておけるようにした橋。 2 船を通行させるときだけ、つり上げられるようにした橋。開閉橋。跳開橋(ちょうかいきょう)。
はね‐ぼり【撥ね彫(り)】
⇒撥鏤(ばちる)
はね‐もの【撥ね物】
規格に合わないとして取り除かれた品物。
は・ねる【撥ねる】
[動ナ下一][文]は・ぬ[ナ下二]《「跳ねる」と同語源》 1 とばし散らす。液体などをはじきとばす。「泥を—・ねる」「ワックスが水を—・ねる」 2 物や人をはじきとばす。「歩行者を車で—・ねる」...
ばち【撥/桴/枹】
1 (撥)琵琶・三味線などの弦をはじいて鳴らす、へら状の道具。琵琶の撥は多く黄楊(つげ)製、三味線の撥は象牙、水牛の角などで作り、形は流派や使用目的により異なる。 2 (桴・枹)太鼓・銅鑼(どら...