かみ‐ずもう【紙相撲】
紙で作った力士の人形を台の上で組ませ、台をたたいて勝負を競う遊び。
かんじん‐ずもう【勧進相撲】
勧進2のために、または、それを名目に営利目的で興行する相撲。「—の銀本(かねもと)、奉加帳(ほうがちゃう)の肝入(きもいり)」〈浮・永代蔵・三〉 [補説]江戸初期から行われ、のちには木戸銭を取っ...
きゅうきん‐ずもう【給金相撲】
相撲で、あと1勝すれば勝ち越しとなって給金直しとなる取組。
くさ‐ずもう【草相撲】
祭礼などで行う素人の相撲。また、野外で行う遊びの相撲。《季 秋》
く‐ずもう【句相撲】
二人が一定の題で一定の時間内に俳句を作り、優劣を競うこと。句合わせ。
けん‐ずもう【拳相撲/拳角力】
相撲に擬して、小さな土俵を設けて、行司を置き、東西に分かれて拳をたたかわせる遊戯。江戸中期に流行し、明治期まで行われた。
こ‐ずもう【小相撲】
素人相撲。草相撲。「若い時は—の一番もひねったおれぢゃ」〈浄・歌念仏〉
ごとうしょ‐ずもう【御当所相撲】
その力士の出身地で行われる場所相撲。
さぎ‐ずもう【鷺相撲】
遊戯の一。二人が相対し、各自が後ろに曲げた自分の片足を片手で持ち、一方の手で突き合い、または体をぶつけて、一定範囲から出たり、倒れたり、手で持った足を地につけたりしたほうを負けとするもの。
しんじ‐ずもう【神事相撲】
神社の神事として行われる相撲。