ひゅっ‐と
[副] 1 物が風を切って飛ぶさま。「—矢を放つ」 2 造作なく行われるさま。「歌が直(ぢき)に—出る」〈滑・膝栗毛・四〉 3 確実であるさま。「わたしとこの草履は—丈夫で」〈滑・膝栗毛・四〉
ひょう‐ど
[副] 1 《「ひょうと」とも》勢いよく矢を射放つ音を表す語。ぴゅっと。「キリキリと引絞って—放てば」〈逍遥・美術論〉 2 突然に。ひょいと。ひょっと。「ここにある人、—寄り来て言ふ」〈かげろふ・中〉
火(ひ)を掛(か)・ける
火を放つ。放火する。火をつける。「敵城に—・ける」
びゃくごう‐そう【白毫相】
仏の三十二相の一。眉間(みけん)にあって光明を放つという長く白い巻き毛。仏像では水晶などをはめ込んだり浮き彫りにしたりして表す。眉間白毫相。
ぴか‐ぴか
[副]断続的に強い光を放つさま。また、光り輝くさま。「星が—(と)またたいている」 [形動] 1 つやがあって照り輝いているさま。「床を—に磨く」 2 真新しいさま。また、なりたてであるさま...
ふき‐や【吹(き)矢】
1 竹筒などの中に入れ、勢いよく吹いて放つ矢。竹を串のように削って先を鋭く、手もとは太めに割れ目を入れて紙の羽をつける。武器、また小鳥を捕らえるのに用いる。 2 遊戯の一。からくり仕掛けで動く人...
ふにんちゅう‐ほうし【不妊虫放飼】
害虫駆除法の一つ。放射線などを利用して、交尾はできるが子孫を残せない個体を大量につくり、野外に放つことで、野生個体の繁殖を妨げ、害虫を根絶する。
ふ‐はい【腐敗】
[名](スル) 1 有機物が微生物の作用によって分解され、有毒物質を生じたり悪臭を放つようになったりすること。くさること。→変敗 2 精神が堕落し、悪徳がはびこること。「—した政界」
へひり‐むし【屁放虫】
捕らえると悪臭を放つゴミムシ類。特に、ミイデラゴミムシをいう。へっぴりむし。《季 秋》
ほう‐きゅう【放鳩】
[名](スル)ハトを空に放つこと。「式典で—する」「—地」