アーク‐ほうでん【アーク放電】
弧状に見える、気体中の放電の一種。電流密度が大きく、電極間の気体と両電極が高温となり強い光を発する。電弧放電。
か‐ほうでん【過放電】
蓄電池などで放電終止電圧を下回った状態で放電をすること。蓄電性能の低下につながる恐れがある。
ガイスラー‐ほうでん【ガイスラー放電】
ガイスラー管内での真空放電。
くも‐ほうでん【雲放電】
雷雲の内部、または雷雲と外部の大気との間で起こる放電。→対地放電
グロー‐ほうでん【グロー放電】
低圧気体中の冷たい電極間に起こる放電。電流密度が小さいのが特徴。ネオンサインや蛍光灯のグローランプなどに利用。
コロナ‐ほうでん【コロナ放電】
気体放電の一。二つの電極間で局部的に高電圧を生じたため、空気の絶縁が破れ、かすかな光を発して放電する現象。
しぜん‐ほうでん【自然放電】
⇒自己放電
しんくう‐ほうでん【真空放電】
きわめて低圧の気体中で起きる放電。
じこ‐ほうでん【自己放電】
電池の容量が、使用していないにも関わらず、時間の経過とともに減っていく現象。自然放電。
せんたん‐ほうでん【先端放電】
とがった導体表面から出るコロナ放電。まわりの電界がその部分に集中するために生じる。セントエルモの火はこの現象。避雷針に利用。