さと・い【聡い/敏い】
[形][文]さと・し[ク] 1 理解・判断が的確で早い。賢い。「この子は—・い」 2 感覚が鋭い。敏感だ。「耳が—・い」「利に—・い」
と・し【利し/鋭し/疾し/敏し】
[形ク] 1 (利し・鋭し)切れ味がよい。鋭い。「剣大刀(つるぎたち)諸刃(もろは)の—・きに足踏みて死なば死なむよ君によりては」〈万・二四九八〉 2 (疾し) ㋐勢いが激しい。「ぬばたまの夜さ...
はしか・し【捷し/敏捷し】
[形ク]機敏である。はしこい。「木戸の—・き男ども」〈浮・嵐無常物語〉
はしこ・い【捷い/敏捷い】
[形][文]はしこ・し[ク]機転がきき、動作が敏捷である。すばしこい。はしっこい。「私の叔母でも、母親でも、強健(つよ)い—・い気象です」〈藤村・旧主人〉 [派生]はしこさ[名]
はしっこ・い【捷い/敏捷い】
[形]「はしこい」の音変化。「—・く動きまわる」 [派生]はしっこさ[名]
びん【敏】
[名・形動]頭の働きや動作のすばやいこと。また、そのさま。「機を見るに—な人」
びん【敏】
[常用漢字] [音]ビン(漢) [訓]さとい とし 1 頭の働きがすばやい。さとい。「敏活・敏感/鋭敏・過敏・不敏・明敏」 2 行動・動作がすばやい。「敏捷(びんしょう)・敏速・敏腕/機敏・俊敏...
びん‐かつ【敏活】
[名・形動]頭の働きや行動のすばやいこと。また、そのさま。「—に立ち回る」
びん‐かん【敏感】
[名・形動]感覚や感度の鋭いこと。また、そのさま。「—に反応する」「刺激に—な肌」⇔鈍感。 [派生]びんかんさ[名] [補説]「両国首脳が島の主権に関する敏感な問題を話し合う」のように、国家間の...
びんかん‐はだ【敏感肌】
外部からの刺激の影響を受けやすい状態の肌。かゆみを感じたり、肌に赤みが出たりすることもあるが、医学的には明確に定義されていない。