いっ‐ぱい【一敗】
[名](スル)勝負に1回敗れること。「—を喫する」
かい‐はい【壊敗】
[名](スル)秩序がこわれてめちゃめちゃになること。「人心の—、世道の衰退」〈中村訳・西国立志編〉
かい‐はい【潰敗】
[名](スル)くずれてばらばらになること。「敵軍を—させる」
かん‐ぱい【完敗】
[名](スル)徹底的に負けること。「無得点のまま—した」⇔完勝。
きゅう‐はい【朽廃/朽敗】
[名](スル)建物などが古くなり、役に立たなくなること。「—した山小屋」
けい‐はい【傾敗/傾廃】
建物がかたむき荒れはてること。また、国が衰え滅びること。「国の—遠きにあらず」〈太平記・四〉
けんか‐りょうせいばい【喧嘩両成敗】
けんかや争いをした者を、理非を問わないで双方とも処罰すること。戦国時代の分国法にみられ、江戸時代にも慣習法として残っていた。
こう‐はい【興敗】
興隆と衰退。興亡。「家の由来と其(その)—の趣とを探索せば」〈福沢・文明論之概略〉
ことぎれ‐の‐ごせいばい【事切の御成敗】
鎌倉時代の裁判で、勝訴の訴人または論人(被告)に下知状を下付して結審としたこと。
さん‐ぱい【酸敗】
酒類や油脂などが、細菌や熱・水分などの作用を受けて酸化および分解し、色・味・においなどが変化して酸味を呈する現象。