じっ‐きょう【実教】
悟りに達する唯一真実の教え。天台宗では法華経の教えをいう。⇔権教(ごんきょう)。
じっこう‐きょう【実行教】
教派神道の一。富士講をもとに柴田花守が組織化した教団。明治15年(1882)一派独立。本部は埼玉県さいたま市。
じつごきょう【実語教】
平安時代の教訓書。1巻。著者・成立年とも未詳であるが、俗に、空海の著といわれる。経書の中の格言を抄録し、たやすく朗読できるようにしてあり、江戸時代には寺子屋などで児童用教科書として使用された。
じてん‐きょう【侍天教】
朝鮮の民間信仰。天道教(東学)の分派で、1856年に崔済愚が創始。一時衰退したが、1906年に李容九が再興。儒教・道教・シャーマニズムの習合したもので、天命を敬い、天道を明らかにし、天主に仕える...
じな‐きょう【耆那教】
⇒ジャイナ教
ジャイナ‐きょう【ジャイナ教】
《(梵)Jaina, Jinaは勝者の意》インドの宗教の一。開祖は、前6世紀ごろ、ほぼ釈迦(しゃか)と同時代のマハービーラ。ベーダ聖典の権威を否定し、無神論で、アヒンサー(不殺生)をはじめとする...
じゃ‐きょう【邪教】
誤った教えを説き、人を悪へ導く宗教。邪宗。
じゅ‐きょう【儒教】
孔子が唱えた道徳・教理を体系化したもの。その学問内容を儒学という。儒教は、その国家教学としての規範性・体系性を強調した称。→儒学
じゅん‐きょう【殉教】
[名](スル)自らの信仰のために生命をささげること。「—者」
じょうど‐きょう【浄土教】
仏語。極楽浄土に往生することを説く教え。阿弥陀仏の誓いを信じ、念仏して死後に極楽浄土に生まれることを願う教え。浄土宗・浄土真宗・時宗・融通念仏宗など。浄土思想。