さんざい‐いし【散在石】
盆石で、海面に仕立てて盤上に散らしておく石。茶褐色のものが用いられる。
さんざい‐しんけいけい【散在神経系】
神経細胞が体全体に散在し網目状に連絡している神経系。神経節や脳をもたない未分化の神経系で、腔腸動物のヒドラやイソギンチャクにみられる。→集中神経系
さんざい‐ぶくろ【散財袋】
宴席などで、祝儀を入れて与える紙袋。祝儀袋。
さんざい‐りゅうせい【散在流星】
流星群に属さない流星。⇔群流星。
さん‐ざん【散散】
[形動][文][ナリ] 1 物事の程度が著しいさま。「若いころ—に世話になった人」 2 物事の結果や状態がひどく悪くて、目も当てられないさま。みじめ。「今度の試験は—だった」「—な目にあう」 ...
さん‐し【散士/散史】
1 仕官せずに民間にある人。また、世俗を避けて自適の生活を送る人。 2 文人・墨客が雅号に添えて用いる語。「東海—」
さん‐しつ【散失】
[名](スル)まとまっていたものが、ばらばらになってなくなること。散逸。「貴重な書類が—してしまった」
さん‐じ【散事】
1 位階だけあって、官職のない者。散位。 2 律令制で、後宮十二司に仕える女官のうち、女嬬(にょじゅ)・采女(うねめ)など下位の者の称。 3 律令制で、四等官以下の初位および位階のない卑官。
さんじゅ【散手】
雅楽。唐楽。太食(たいしき)調で新楽の中曲。一人舞の武舞(ぶのまい)で、番子(ばんこ)二人を従える。番舞(つがいまい)は貴徳。散手破陣楽。主皇破陣楽。
さん‐じゅう【散住】
[名](スル)人々が、あちこちに散らばって住むこと。「各地に—する民族」