あい‐けい【愛敬】
[名](スル)親しみ敬うこと。敬愛。「—の念」「秋田豊は大いに彼の久松菊雄を—して」〈菊亭香水・世路日記〉
あおぎ・みる【仰ぎ見る】
[動マ上一][文][マ上一] 1 上方に目を向けて見る。見上げる。「時計台を—・みる」 2 尊敬する。敬う。「師と—・みる」
あお・ぐ【仰ぐ】
[動ガ五(四)] 1 上を向く。上方を見る。あおむく。「星空を—・ぐ」 2 尊敬する。敬う。「師と—・ぐ」 3 教え・援助などを求める。請う。「指示を—・ぐ」「助力を—・ぐ」 4 あおむいてひと...
あがま・う【崇まふ】
[動ハ下二]尊び敬う。「今まで様に様を付け—・へた娘御に」〈浄・曽根崎〉
あが・める【崇める】
[動マ下一][文]あが・む[マ下二] 1 きわめて尊いものとして敬う。崇敬する。「救世主と—・める」 2 大事に扱う。寵愛(ちょうあい)する。「昨日まで高き親の家に—・められかしづかれし人の娘の...
あね‐ぶん【姉分】
仮に姉と定めて敬う人。
いや【礼】
敬うこと。尊敬すること。礼儀。うや。「賢弟の—を納むる、何の望みかこれに過ぐべき」〈読・雨月・菊花の約〉
うかが・う【伺う】
[動ワ五(ハ四)]《「窺う」と同語源。目上の人のようすをうかがいみる意から、その動作の相手を敬う謙譲語となる》 1 「聞く」の謙譲語。拝聴する。お聞きする。「おうわさはかねがね—・っております」...
うや‐ま・う【敬う】
[動ワ五(ハ四)]相手を尊んで、礼を尽くす。尊敬する。「師と—・う」 [可能]うやまえる [用法]うやまう・あがめる——「敬う」は、対象を高位のもの、上位のものとして礼を尽くす意で、「神仏を敬う...
お【御】
[接頭]《「おん(御)」の音変化で、中世以降の成立》 1 名詞に付く。 ㋐尊敬の意を表す。相手または第三者に属するものに付いて、その所属、所有者を敬う場合と、敬うべき人に対する自己の物や行為に付...