あい‐きょう【愛嬌/愛敬】
《古くは「あいぎょう」》 1 にこやかで、かわいらしいこと。「—のある娘」「口もとに—がある」 2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「—たっぷりに話す」 3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞...
あい‐ぎょう【愛敬】
《仏語の「愛敬相」から。室町以降「あいきょう」とも》 1 親愛と尊敬の念をもつこと。人から愛され敬われること。あいけい。「この女子(にょし)に、—、富を得しめ給へ」〈今昔・一六・八〉 2 顔つき...
あい‐けい【愛敬】
[名](スル)親しみ敬うこと。敬愛。「—の念」「秋田豊は大いに彼の久松菊雄を—して」〈菊亭香水・世路日記〉
い‐けい【畏敬】
[名](スル)崇高なものや偉大な人を、おそれうやまうこと。「—の念を抱く」
かた‐けい【片敬】
江戸時代、武家の会見のあいさつや書状などで、一方だけが相手に対して敬称を用いたこと。⇔諸敬(もろけい)。
き‐きょう【帰敬】
[名](スル)《帰依(きえ)敬礼(きょうらい)の意》仏などを心から信じ、尊敬すること。きけい。
き‐けい【帰敬】
⇒ききょう(帰敬)
きょう【兄/経/卿/敬/慶/警】
〈兄〉⇒けい 〈経〉⇒けい 〈卿〉⇒けい 〈敬〉⇒けい 〈慶〉⇒けい 〈警〉⇒けい
きょう‐けい【恭敬】
[名](スル)つつしみ、うやまうこと。くぎょう。「畏まって慇懃—を尽した青年」〈魯庵・社会百面相〉
きょ‐けい【居敬】
朱子学における学問修養の中心課題。心を一つに集中し、他にそらさないことで、そのために静座をすすめた。→窮理(きゅうり)