ぶん‐がく【文学】
《6が原義》 1 思想や感情を、言語で表現した芸術作品。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。「日記—」「外国—」 2 詩歌・小説・戯曲など文学作品を研究する学問。 3 自然科学・社会科学以外...
ぶんがく‐かい【文学界】
1 芸術の世界で、文学にかかわる分野。 2 文学にたずさわる人たちの社会。文壇。文界。 [補説]書名別項。→文学界
ぶんがくかい【文学界】
文芸雑誌。明治26年(1893)1月、「女学雑誌」から分立して創刊、明治31年(1898)1月廃刊。戸川秋骨・北村透谷・島崎藤村・馬場孤蝶・上田敏らを同人として、前期浪漫主義文学運動を推進した...
ぶんがく‐かくめい【文学革命】
辛亥(しんがい)革命後の中国で、旧来の文語文(古文)を捨てて口語文(白話)を使用することを提唱した文学上の運動。儒教道徳への批判を根底に含み、1917年に発表された胡適(こてき)の「文学改良芻議...
ぶんがくがいろん【文学概論】
吉田健一の評論集。昭和35年(1960)刊行。
ぶんがく‐き【文学忌】
作家・詩人・歌人などの忌日。多く、その作品や雅号にちなんで名づけられる。芥川竜之介の「河童(かっぱ)忌」、正岡子規の「獺祭(だっさい)忌」など。→忌日[補説]
ぶんがくくうかん【文学空間】
《原題、(フランス)L'Espace littéraire》フランスの評論家ブランショによる文学評論。1955年刊。
ぶんがくこのかめんてきなもの【文学・この仮面的なもの】
磯田光一による現代文学評論集。昭和44年(1969)刊行。
ぶんがくごじゅうねん【文学五十年】
青野季吉による文芸評論。昭和32年(1957)刊。昭和33年(1958)、第12回毎日出版文化賞受賞。
ぶんがくさんぽ【文学散歩】
《原題、(フランス)Promenades littéraires》グールモンによる文学評論集。著者の生前に刊行されたものは全5巻で、1904年から1913年にかけて出版された。