せつめい‐ぶんぽう【説明文法】
文法現象の発生・変化などの経路や理由について究明する文法。時代的な変遷をたどる歴史文法、同系の言語間の比較を行う比較文法などがある。
ドイツごぶんぽう【ドイツ語文法】
《原題、(ドイツ)Deutsche Grammatik》グリムによる文法書。全4巻。1819年から1837年にかけて刊行。ゲルマン語における子音推移の法則を体系化した。
ひかく‐ぶんぽう【比較文法】
言語学の研究分野の一。同系統の二つ以上の言語の文法を比較し、それらの言語間の系統的親縁関係を考究するもの。
ふぶん‐ほう【不文法】
文章で表現されていない法。慣習法・判例法など。不文律。⇔成文法。
ぶんご‐ぶんぽう【文語文法】
文語文、または古文にみられる言葉遣いのきまり。学校教育の場では、特に平安時代の和文にみられるものを中心としてまとめられた文法をいう。古典文法。文語法。⇔口語文法。
ぶん‐ぽう【文法】
1 文章を構成するきまりや規範。また、文章を書く上でのきまりや書き方。 2 言語を構成する諸要素の間にみられる法則性。また、それを分析・記述する研究。ふつう、単語・文節・文などの言語単位について...
へんけい‐ぶんぽう【変形文法】
⇒生成(せいせい)文法
れきし‐ぶんぽう【歴史文法】
文法の時代的な変遷のあとづけ、または史的一時期の実態を研究・記述する説明文法の一分野。