ぶんかしゅうれいしゅう【文華秀麗集】
平安前期の勅撰漢詩集。3巻。嵯峨天皇の命により、藤原冬嗣が仲雄王(なかおおう)・菅原清公・滋野貞主らと撰進。弘仁9年(818)成立。「凌雲集」に漏れたものやその後の作など、28人の詩140余首を...
ぶんか‐しゅぎ【文化主義】
文化の向上・発達、文化価値の実現を人間生活の最高目的とする立場・主張。ドイツの新カント学派の影響を受けて、日本で大正時代に形成された主張。
ぶんか‐しんぎかい【文化審議会】
文部科学大臣および文化庁長官の諮問に応じて、国語や著作権、その他文化について調査・審議し、政府に建議する機関。文化財の指定と保護、文化功労者の選定などを行う。平成13年(2001)に国語審議会・...
ぶんか‐じゅうたく【文化住宅】
1 応接室や玄関にドアをとり入れた和洋折衷の住宅。大正から昭和初年にかけて流行した。 2 多く関西地方にある木造2階建ての棟割りアパートをいう俗称。
ぶんか‐じん【文化人】
文化的教養を身につけている人。特に、学問や芸術に関係する職業の人。
ぶんか‐じんるいがく【文化人類学】
人類の社会・文化の側面を研究する学問。生活様式・言語・習慣・ものの考え方などを比較研究し、人類共通の法則性を見い出そうとするもの。
ぶんか‐すいじゅん【文化水準】
文化の程度。特に、ある地域・社会の文化の総体的なレベル。
ぶんか‐せいかつ【文化生活】
現代の新しい生活用品を利用して営まれる合理的な生活様式。
ぶんか‐せいさく【文化政策】
国や地方公共団体が、国民あるいは住民の生活の質的向上、社会の活性化、国内外への情報発信、持続的な経済発展などを目的として行う、芸術文化活動の支援・振興、文化財の保護・活用などに関する施策。
ぶんかたようせい‐じょうやく【文化多様性条約】
各国が固有の文化を保護育成する政策を取ることを認める条約。市場原理とは異なる文化的価値を認め、経済的価値との調整を求める。2005年ユネスコ総会で採択。