いかる【斑鳩/鵤】
アトリ科の鳥。全長23センチくらい。体は灰色で、頭・風切り羽・尾羽は紺色。くちばしは太く黄色。木の実を食べる。さえずりは「お菊二十四」などと聞きなされ、「月日星(つきひほし)」とも聞こえるところ...
いかるが【斑鳩】
奈良県北西部、生駒郡の地名。かつてイカルが群居していたという。法隆寺・中宮寺・法輪寺などがあり、仏教の中心地であった。 イカルの別名。《季 夏》「豆粟に来て—や隣畑/青々」
いかるが‐ちょう【斑鳩町】
⇒斑鳩
いかるが‐でら【斑鳩寺】
法隆寺の異称。 兵庫県揖保(いぼ)郡太子町にある天台宗の寺。推古天皇よりこの地を賜った聖徳太子が創建。もと大和の法隆寺の別院。
いかるが‐にじ【斑鳩尼寺】
中宮寺の異称。
いかるが‐の‐みや【斑鳩宮】
推古天皇9年(601)に、聖徳太子が造営した宮殿。奈良県生駒郡斑鳩町にある法隆寺の東院がその跡といわれる。
いさ‐は【斑葉】
1 植物の葉に白や黄などの斑点やすじのできたもの。斑(ふ)入りの葉。 2 ごましお頭のたとえ。「にん間(げん)も—だと、ごうせいおもしろ味があるのウ」〈魯文・安愚楽鍋〉
しま‐うま【縞馬/斑馬】
奇蹄(きてい)目ウマ科の哺乳類の総称。アフリカに分布。体は白地に黒の縞模様があり、たてがみは立っている。グラントシマウマ・グレビーシマウマなど。ゼブラ。
はだら
[名・形動] 1 (「斑」とも書く)雪などが不規則に濃淡になっているさま。まだら。「川岸の—に消えかかった道を行った」〈犀星・幼年時代〉 2 「はだれ」に同じ。「夜を寒み朝戸を開き出で見れば庭も...
はん【斑】
まだら。ぶち。「白に黒い—のある犬」