と‐そう【抖擻/斗藪】
[名](スル)《(梵)dhūtaの訳。音字は頭陀》仏語。 1 衣食住に対する欲望をはらいのけ、身心を清浄にすること。また、その修行。とすう。 2 雑念をはらって心を一つに集めること。「いよいよ精...
と‐そう【斗筲】
《1斗を入れる枡(ます)と、1斗2升を入れる竹器の意》 1 度量のせまいこと。器量の小さいこと。としょう。「道義の儒は悉く下僚に沈み、—の輩独り志を得て顕要に上り」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 ...
とそう‐の‐ひと【斗筲の人】
《「論語」子路から》度量の小さいつまらない人物。小人物。
と‐だい【斗代】
1 中世、田畑一段について何斗と定めた租税の率。 2 江戸時代、上・中・下各等級ごとの田畑一段当たりの公定標準収穫高。石盛(こくもり)。
と‐だる【斗樽】
1斗(約18リットル)入りの平たい桶にふたをつけた酒樽。太鼓樽。
と‐ちょう【斗帳/戸帳】
帳台の上を覆う布、また神仏を安置した厨子(ずし)や龕(がん)の前などにかける小さなとばり。金襴(きんらん)・緞子(どんす)・綾(あや)・錦(にしき)などで作る。斗(ます)をふせたような形をしてい...
と‐づか【斗束】
上部に斗(ます)をのせた束。高欄などに用いる。ますづか。
ます‐づか【斗束/枡束】
⇒とづか(斗束)
となみ‐はんとう【斗南半島】
青森県、下北半島の異称。
と‐なん【斗南】
北斗星より南。転じて、天下。