あわび‐のし【鮑熨斗】
アワビの肉を薄く裂いて乾燥させ、引き伸ばして作った熨斗。初め神前に供えたが、のちには広く祝儀にも用いる。
いっ‐と【一斗】
容積の単位。→斗
おに‐と【鬼斗】
隅肘木(すみひじき)の上にあって、上部の直角に交わる肘木の交点を支える特殊な形の斗(と)。菊斗(きくと)。隅斗(すみと)。
おり‐のし【折り熨斗】
熨斗の一。小形の方形の紙を、熨斗包みの形に折り、中に熨斗鮑(あわび)の小片を貼り付けたもの。
かき‐のし【書き熨斗】
贈り物の上包みに、熨斗をつける代わりに「のし」と書いたもの。
かく‐と【殻斗】
ナラ・クヌギ・シイ・クリなどブナ科植物の、実の一部または全部を覆う椀(わん)状・まり状のもの。ドングリのお椀、クリのいがなどで、総苞(そうほう)の変形したもの。これをもつ果実を殻斗果、ブナ科を殻...
か‐と【火斗】
1 火を運ぶ器具。十能。 2 火のし。
か‐と【蝌蚪/科斗】
1 おたまじゃくしの別名。《季 春》「森深く孤独の—の尾が沈む/斌雄」 2 《へらに漆をつけて竹簡に書いた文字の線が、初めが太く先細りとなり、1の形に似るところから》中国古代の字体の一。古体篆字...
きく‐と【菊斗】
⇒鬼斗(おにと)
きゅういん‐ろうと【吸引漏斗】
⇒ブフナー漏斗