いたみ【伊丹】
兵庫県南東部の市。「丹醸の美酒」と称されてきた清酒の産地。隣り合う大阪府豊中市との間に大阪国際空港がある。人口19.6万(2010)。
いたみ【伊丹】
姓氏の一。 [補説]「伊丹」姓の人物伊丹十三(いたみじゅうぞう)伊丹万作(いたみまんさく)伊丹安広(いたみやすひろ)
いたみ‐くうこう【伊丹空港】
大阪国際空港の通称。
いたみ‐ざけ【伊丹酒】
伊丹地方で産する酒。江戸時代から最上酒とされた。伊丹諸白(いたみもろはく)。
いたみ‐し【伊丹市】
⇒伊丹
いたみ‐ふう【伊丹風】
元禄(1688〜1704)ごろの俳諧の一派。また、その俳風。伊丹の池田宗旦(いけだそうたん)を祖とする。談林派の流れをくみ口語・俗語を駆使し、新奇な着想による表現が特色。上島鬼貫(うえじまおにつ...
いたみ‐もろはく【伊丹諸白】
1 「伊丹酒」に同じ。「津の国、—を作りはじめて家久しく」〈浮・織留〉 2 「伊丹」に「痛み」をかけて、「痛み入る」をしゃれて言うときの語。「これは御礼で、—」〈洒・辰巳之園〉
いたみ‐やすひろ【伊丹安広】
[1904〜1977]野球選手・監督。香川の生まれ。早大野球部で主将を務め、卒業後、都市対抗野球で活躍。審判員や早大監督を経て、戦後は学生野球協会を結成し、学生野球の復興に尽力した。