はちじょう‐ぎぬ【八丈絹】
1 八丈島で織られる、多く平織りの絹織物。島内産の植物染料で、黄・鳶(とび)・黒などに絹糸を染めたもの。また、各地に産する類似の織物。黄八丈・鳶八丈・黒八丈など。 2 1匹の長さが8丈(約24メ...
はちじょう‐ぐわ【八丈桑】
クワ科の落葉小高木。枝分かれが多く、葉は厚くつやがあり、先が尾状にとがる。伊豆諸島に分布。
はちじょう‐しだ【八丈羊歯】
イノモトソウ科の常緑多年生のシダ。暖地に自生。葉は長さ約1メートルで、長く堅い柄があり、羽状に細かく深く裂けている。
はちじょう‐じま【八丈島】
伊豆七島の一。東京都八丈支庁に属し、火山島。八丈絹を特産し、園芸用の熱帯植物の栽培も盛ん。明治初年まで流刑地とされていた。面積68.3平方キロメートル。
はちじょう‐じま【八丈縞】
八丈絹1の縞物。
はちじょうじま‐くうこう【八丈島空港】
東京都八丈町にある空港。地方管理空港の一。昭和37年(1962)開港。八丈島のほぼ中央に位置する。
はちじょうじまとうほうおき‐じしん【八丈島東方沖地震】
昭和47年(1972)12月4日、八丈島の東方沖で発生したマグニチュード7.2の地震。八丈島で震度6を観測。八丈島と青ヶ島では、落石や土砂崩れなどの被害を受けた。
はちじょう‐だからがい【八丈宝貝】
タカラガイ科の巻き貝。暖海の岩礁にすむ。殻高8センチくらい。殻は厚く、背面が卵形にふくれ、殻表は栗色の地に青褐色の斑紋が散在。本州中部から南に分布。こやすがい。
はちじょう‐どおり【八条通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。京都駅の南側を通り、平安京の八条大路にあたる。
はちじょう‐な【八丈菜】
キク科の多年草。中部地方以北の海岸の近くに自生。高さ約60センチ。葉は長楕円形。8〜10月ごろ、黄色い頭状花をつける。