あら‐た【新田】
新しく切り開かれた田。新開墾の田。しんでん。「昔の道人、あるいは種を蒔き、—をすきしがごとし」〈沙石集・五〉
しん‐でん【新田】
新しく開発した農耕地。特に、江戸時代のものをいう。新開。→本田(ほんでん)
しんでん‐かいはつ【新田開発】
江戸時代、原野・山林などに新しく耕地を開発したこと。年貢増収策として、幕府・諸藩は積極的に奨励した。土豪開発新田・代官見立(みたて)新田・村請(むらうけ)新田・町人請負(うけおい)新田・寺社請(...
しんでん‐けんち【新田検地】
江戸時代、新規に開発された田畑の石高を把握するために実施した検地。
にった【新田】
姓氏の一。 清和源氏の一族。平安末期、源義家の孫義重が上野(こうずけ)の新田郡に土着し称したのに始まる。 [補説]「新田」姓の人物新田次郎(にったじろう)新田義顕(にったよしあき)新田義興(...
にった‐じんじゃ【新田神社】
鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市にある神社。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を主神とし、天照大神(あまてらすおおみかみ)・天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)を配祀(はいし)。川内八幡。