しん‐けん【新検】
太閤検地を古検というのに対して、慶長・元和(1596〜1624)以後の検地。また、享保11年(1726)「新田検地条目」制定後は、それ以後の検地。
しん‐けんざい【新建材】
新しい素材や技術を用いて作り出された建築材料。テックス・ビニールタイル・プリント合板・石膏(せっこう)ボード・軽量鉄骨など。
しん‐けんぽう【新憲法】
旧憲法(大日本帝国憲法)に対して、現行の日本国憲法の称。
しん‐ケーエスこう【新KS鋼】
本多光太郎らがKS鋼から改良・発明した磁石鋼。鉄にニッケル・アルミニウム・チタンを加え、鋳造後に焼きなましのみを施したもの。KS鋼より保磁力が大きい。
しんケーエスじしゃく‐こう【新KS磁石鋼】
⇒新KS鋼
しん‐げき【新劇】
西欧の近代演劇の影響を受け、歌舞伎・新派劇などの旧来の演劇に対抗して明治末期以降に興った演劇。
しんげき‐うんどう【新劇運動】
日本に近代的な演劇を確立しようとする運動。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)・島村抱月・小山内薫(おさないかおる)らによって明治末期に起こり、多様に展開して現在に至る。
しん‐げつ【新月】
1 「朔(さく)1」に同じ。 2 陰暦で、1を過ぎたころ、西の空に見える細い月。また特に、陰暦8月3日の月。《季 秋》「—に蕎麦(そば)打つ草の庵かな/几董」 3 東の空に輝き出てくる月。「三五...
しんげつ【新月】
木々高太郎による短編小説。昭和21年(1946)「宝石」誌に発表。昭和23年(1948)、第1回探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)短編部門賞を受賞。
しんげつ‐き【新月旗】
トルコの国旗。赤地に、白の新月(三日月)と星を染め抜いたもの。 [補説]新月と星の組み合わせはイスラムを象徴するもので、アルジェリアやパキスタンなどの国旗にも使用されている。