ひ‐むかい【日向かひ】
日のさす方へ向かうこと。一説に、西の方ともいう。「高北のくくりの宮に—に」〈万・三二四二〉
ひゅうが【日向】
旧国名の一。現在の宮崎県と鹿児島県北東部にあたる。日州(にっしゅう)。 宮崎県北部、日向灘に面する市。良港の細島(ほそしま)港があり、商業・工業・交通の要地。ハマグリの殻で作る白碁石を特産。...
ひゅうが‐し【日向市】
⇒日向
ひゅうが‐なだ【日向灘】
宮崎県東部の沿岸・沖合一帯の太平洋海域。黒潮が沖を流れ、イワシ・マグロ・カツオなどの好漁場。風波は強い。
ひゅうがなだ‐じしん【日向灘地震】
昭和43年(1968)4月1日、日向灘で発生したマグニチュード7.5の地震。高知・愛媛県を中心に、道路損壊などの被害を受けた。
ひゅうが‐なつ【日向夏】
ミカン科の常緑低木。花は白色。果実は4〜6月に熟す。果皮は薄黄色で滑らか。外皮だけ剝き、白い内皮をつけたまま食べる。果汁が豊富で、果肉は果汁が多く、ユズに似た香りがある。文政年間(1820年頃)...
ひゅうが‐の‐くに【日向国】
⇒日向
ひゅうが‐みずき【日向水木】
マンサク科の落葉低木。山地に自生し、高さ2〜3メートル。枝は細く、よく分枝し、葉は卵形。春、葉より先に、黄色の花が2、3個ずつ垂れて咲く。北陸・近畿地方に分布。庭木にする。伊予みずき。