ひ‐るい【疲羸】
[名](スル)疲れてぐったりすること。「顔色形容蒼然として大に—し」〈菊亭香水・世路日記〉
ビーグルごうこうかいき【ビーグル号航海記】
《原題Journal of Researches into the Natural History and Geology of the Countries Visited during the...
ふ‐せん【富贍】
[名・形動]十分に足りて豊かであること。また、そのさま。「誇って居た想像の—な事などは」〈菊池寛・無名作家の日記〉
ふそうしゅうようしゅう【扶桑拾葉集】
江戸中期の詞文集。30巻、目録・作者系図各1巻。徳川光圀編。元禄2年(1689)成立、同6年刊。平安時代から江戸初期までの各種古典の序・跋・日記など300余編を集めたもの。
ふな‐がく【船楽】
船の中で音楽を演奏すること。また、その音楽。「新しく造られたる船ども、さし寄せさせて御覧ず…。—いとおもしろし」〈紫式部日記〉
ふ‐ひょう【浮評】
根拠のないうわさ。「遂に—は汎(ひろ)く其地方の人口に上(のぼる)に至れり」〈菊亭香水・世路日記〉
フランク【Anne Frank】
[1929〜1945]ユダヤ人の少女。フランクフルトの生まれ。ナチスの迫害を避けるため、家族とともにアムステルダムの隠れ家に移り住む。2年後に強制収容所に送られ、病死。没後、隠れ家での生活を綴っ...
ふる‐い【古井】
古く荒れ果てた井戸。古井戸。「城あとや—の清水先(まづ)問はん」〈笈日記〉
ふるい‐つ・く【震い付く】
[動カ五(四)] 1 感情をおさえることができないで、思わず抱きつく。「何時見てもあの女は、何だかこう水際立った、—・きたいような風をしている」〈芥川・好色〉 2 寒さや病気などのために身体がふ...
ふる‐さと【古里/故里/故郷】
1 自分の生まれ育った土地。故郷(こきょう)。郷里。「—に帰る」 2 荒れ果てた古い土地。特に、都などがあったが今は衰えている土地。「君により言の繁きを—の明日香(あすか)の川にみそぎしに行く」...