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辞書
春のころの山。春の趣を呈した山。春の山。《季 春》
出典:デジタル大辞泉(小学館)
はるやまの【春山の】
[枕]春、野山の草木が萌え出すようにの意から、「おぼつかなくも」「しなひさかえて」にかかる。「—しなひ栄えて秋山の色なつかしき」〈万・三二三四〉
出典:青空文庫
・・・留める涙 花は落ちて春山土亦香ばし 非命須らく薄命に非ざるを・・・ 内田魯庵「八犬伝談余」
・・・たるときに戦没したる春山弁造以下脱走士の為めに建てたるものにして・・・ 福沢諭吉「瘠我慢の説」
・・・下げられて、本質には春山行夫氏が評した次の言葉がふさわしい種類の・・・ 宮本百合子「今日の文学の展望」
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春山行夫
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