あけ‐の‐はる【明けの春】
年の始め。新春。新年を祝っていう語。《季 新年》「ほのぼのと鶴を夢見て—/紅葉」
あづちのはる【安土の春】
正宗白鳥による戯曲。大正15年(1926)、雑誌「中央公論」2月号に掲載。
アラブ‐の‐はる【アラブの春】
2010年12月にチュニジアで起きた民主化運動(ジャスミン革命)を発端として、北アフリカ・中東のアラブ諸国に波及した民主化要求運動。2011年1月にはエジプトで大規模なデモが発生し、約30年にわ...
アンリよんせい【アンリ四世】
ハインリヒ=マンによる2部作の歴史小説「アンリ四世の青春(Die Jugend des Königs Henri Quatre)」(1935年刊)、「アンリ四世の完成(Die Vollendun...
うずもれたはる【埋れた春】
秋田雨雀の戯曲。明治45年(1912)、雑誌「早稲田文学」に発表。全2幕。大正3年(1914)、美術劇場により初演。
うめにもはる【梅にも春】
端唄。うた沢節。本調子。新春の風物によせて、恋人を待つ女心をうたったもの。御所車。
うめのはる【梅の春】
清元。四方真門(よものまかど)(毛利元義)作詞、川口お直作曲で、文政10年(1827)にできたといわれる。隅田川付近の春の情景などをうたった御祝儀物の代表作。
おい‐の‐はる【老いの春】
1 晩春と人の老齢とを掛けていう語。「花鳥になほあくがるる心かな—とも身をば思はで」〈風雅・雑上〉 2 老いて迎える新春。《季 新年》「それも応(おう)是(これ)もおうなり—/涼菟」〈一幅半〉
おらがはる【おらが春】
江戸後期の俳諧俳文集。1冊。小林一茶著。文政2年(1819)成立。一茶死後25年たった嘉永5年(1852)刊。一茶57歳の年の元旦から歳末までの見聞・感想などを、長女の死を中心に発句を交えて記し...
かい‐しゅん【回春】
1 春が再びめぐってくること。新年になること。 2 若返ること。「—の妙薬」 3 病気が治ること。快復。