ある‐は【或は】
[接]《動詞「あり」の連体形+係助詞「は」から》 1 (「あるは…、あるは…」の形で)ある者は。ある場合は。「—年ごとに鏡のかげに見ゆる雪と浪とをなげき…、—昨日は栄えおごりて時を失ひ」〈古今・...
アルメリア【(ラテン)Armeria】
イソマツ科の多年草。高さ10〜15センチ。根元から多くの枝に分かれ、細い葉を密につける。春、葉の間から花茎を出し、頂に多数の淡紅色の小花が集まって咲く。花壇などにする。はまかんざし。《季 春》
あわ‐ごけ【泡苔】
オオバコ科の一年草。湿地などに生え、卵円形の葉が対生する。春から秋、緑色を帯びた白い花を葉の付け根につける。
あわじ【淡路】
旧国名の一。現在の兵庫県淡路島。淡州(たんしゅう)。 兵庫県南部、淡路島の北半を占める市。明石海峡大橋で本州と接続。神戸淡路鳴門自動車道が縦貫する。平成17年(2005)4月に津名町、淡路町...
あわせ【袷】
《「あ(合)わせる」の連用形から》裏地をつけて仕立てた着物。秋から春先にかけて用いる。近世では初夏と初秋に着るならわしがあった。あわせのころも。あわせぎぬ。《季 夏》「—きて身は世にありのすさび...
あわ‐ゆき【泡雪/沫雪】
1 泡のようにやわらかく溶けやすい雪。《季 春》「—の水際ばかり光りけり/鬼房」 2 「泡雪羹(かん)」「泡雪豆腐」などの略。
あわ‐ゆき【淡雪】
春先の、うっすらと積もって消えやすい雪。《季 春》「—のつもるつもりや砂の上/万太郎」
あん‐い【安意】
[名](スル)心がやすまること。安心。「請う—せよ」〈織田訳・花柳春話〉
あんざい‐みずまる【安西水丸】
[1942〜2014]イラストレーター・作家・漫画家。東京の生まれ。本名、渡辺昇。都会的で温かみのある画風で人気を集めた。村上春樹との共著「村上朝日堂」シリーズでも知られる。他に、小説「アマリリ...
あんし‐しゅんじゅう【晏子春秋】
春秋時代の斉(せい)の宰相晏嬰の言行録。8編。成立年未詳。後人が編集したもので、斉王との問答の形で墨家思想・儒家思想をおりまぜた国家経営の構想を述べる。