これ‐ら【此れ等/是等】
[代]近称の指示代名詞。 1 「これ」の複数形。 ㋐話し手の側に属する事物についていう。「今ここに—の問題がある」「—は私の収集品です」 ㋑この人たち。「—には劣りなる白銀(しろがね)の箔を」〈...
これを‐もって【是を以て】
[連語]これで。これによって。「—閉会とさせていただきます」
ぜ【是】
道理にかなっていること。正しいこと。「はたして—か非か」⇔非。
ぜ【是】
[常用漢字] [音]ゼ(呉) [訓]これ この 1 正しい。「是非・是是非非」 2 正しいと考える。「是正・是認」 3 正しい方針。「国是・社是」 4 これ。この。「色即是空(しきそくぜくう)・...
ぜがい【是界/善界/是我意】
謡曲。五番目物。竹田法印宗盛作。愛宕(あたご)山の天狗(てんぐ)太郎坊とともに比叡山に来た唐の天狗の首領是界坊が、僧の祈りで現れた諸神に追い払われる。
是(ぜ)が非(ひ)でも
善悪にかかわらず。なにがなんでも。「—やりとげたい」
ぜ‐しょうめっぽう【是生滅法】
「涅槃経(ねはんぎょう)」にある諸行無常偈(げ)の一句。あらゆるものは常住不変でなく、生滅するのが真理であるということ。
ぜしん‐ぜぶつ【是心是仏】
1 人間の日常の心は絶対の理法をあらわす心でもあるから、仏そのものである、ということ。 2 仏の観想を成就した心はそのまま仏と一つである、ということ。
ぜ‐じょう【是定】
叙位のとき、氏(うじ)の長者に代わってその氏人(特に、王氏と橘(たちばな)氏)の叙爵を申請する他氏の人の称。また、その叙爵の申請。
ぜ‐せい【是正】
[名](スル)悪い点や不都合な点を改め正すこと。「不均衡を—する」