おう‐おう【怏怏】
[ト・タル][文][形動タリ]心が満ち足りないさま。晴れ晴れしないさま。「—として楽しまず」「居常(いつも)—として不平を酒盃(さけ)に漏(も)らしつ」〈蘆花・不如帰〉
おも・い【重い】
[形][文]おも・し[ク] 1 目方が多い。力を入れないとそのものを支えたり動かしたりできない。「—・い本」「からだが2キロ—・くなった」「坂道で自転車のペダルが—・い」⇔軽い。 2 動きが鈍い...
おも‐くるし・い【重苦しい】
[形][文]おもくる・し[シク] 1 押さえつけられるようで、息苦しい。気分が晴れ晴れしない。「胸が—・い」「会場に—・い空気が漂う」 2 さわやかでない。「—・い口調」 [派生]おもくるしげ[...
おも‐しろ・い【面白い】
[形][文]おもしろ・し[ク]《もと、目の前が明るくなる感じをいった語》 1 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。「何か—・いことはないか」「仕事が—・くなってきた」「この作品は—・く...
おもた・い【重たい】
[形][文]おもた・し[ク] 1 目方が多い。「荷物が—・い」 2 軽快でない。「—・い口調」 3 心が晴れ晴れしない。「頭が—・い」 [派生]おもたがる[動ラ五]おもたげ[形動]おもたさ[名]
き‐ふさぎ【気塞ぎ】
[名・形動]気分がふさいで、晴れ晴れとしないこと。「—な一日を送る」
くも‐がく・る【雲隠る】
[動ラ四] 1 雲の中に隠れる。くもいがくる。「渡る日の暮れぬるがごと照る月の—・るごと」〈万・二〇七〉 2 貴人の死ぬことをたとえていう語。「ももづたふ磐余(いはれ)の池に鳴く鴨を今日のみ見...
くら・い【暗い/昏い/冥い/闇い】
[形][文]くら・し[ク] 1 光が弱い。光が少なくて、物がよく見えない。「辺りが—・い」「—・い夜道」⇔明るい。 2 色彩が黒みがかった感じである。くすんでいる。「—・い緑色」⇔明るい。 3 ...
こう【斯う】
[副]《「か(斯)く」の音変化》 1 話し手の行動、または、聞き手よりも話し手に近い関係にある事物の状況をさす。このように。こんなふうに。「—書くのは誤りです」「—なったからには、覚悟しなければ...
心地(ここち)行(ゆ)・く
気分がさっぱりとする。気持ちが晴れ晴れする。「鳥のさへづるほど、—・き、めでたき朝ぼらけなり」〈源・絵合〉