こう‐せい【好晴】
気持ちよく晴れ渡ること。また、その天気。快晴。「終日の—と思われた空に、いつか怪しい黒雲が起り」〈里見弴・安城家の兄弟〉
さつき‐ばれ【五月晴(れ)】
1 5月のすがすがしい晴天。 2 陰暦5月の、梅雨の合間の晴天のこと。《季 夏》「うれしさや小草彩もつ—/子規」
しゅう‐せい【秋晴】
あきばれ。
せい【晴】
[音]セイ(漢) [訓]はれる はらす [学習漢字]2年 日が出て空が澄みきる。はれ。「晴雨・晴天・晴耕雨読/陰晴・快晴」 [名のり]きよし・てる・なり・はる・はれ [難読]天晴(あっぱれ)
せい‐せい【清清/晴晴】
[副](スル) 1 苦痛や煩わしさがなくなって、気持ちが晴れるさま。「試験が終わって—(と)した」 2 すがすがしく感じるさま。「高い山の見晴はまた別だね。実に—するよ」〈蘆花・不如帰〉
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ついり‐ばれ【入梅晴(れ)】
「梅雨晴(つゆば)れ」に同じ。
つゆ‐ばれ【梅雨晴(れ)】
梅雨が終わって晴れること。また、梅雨の期間中の晴天。五月晴れ。入梅(ついり)晴れ。《季 夏》「—や蜩(ひぐらし)鳴くと書く日記/子規」
にっぽん‐ばれ【日本晴(れ)】
1 「にほんばれ」に同じ。 2 稲の一品種。北陸以西で普及。
にほん‐ばれ【日本晴(れ)】
1 一点の雲もなく晴れわたった空。にっぽんばれ。 2 心が晴れ晴れとしていること。心にわだかまりなどがまったくないこと。「すがすがしい—の気持ち」
はれ【晴(れ)/霽れ】
1 空の晴れること。天気がよいこと。気象庁では、雲量が2〜8、視程が1キロ以上の状態の天気をいう。「雨のち—」 2 表立って晴れやかなこと。おおやけのこと。また、そのような場所。「—の席に臨む」...