こん‐しょう【混晶】
2種以上の物質が混合して一つの結晶を作ったもの。結晶構造の似ている塩(えん)どうしは混晶を作りやすい。固溶体の一種。
さい‐けっしょう【再結晶】
結晶を溶かし、その溶液を再び結晶させること。結晶中の不純物が除かれるので物質の精製に利用される。
しょう【晶】
[常用漢字] [音]ショウ(シャウ)(呉) 1 きらきらと輝く。「晶晶」 2 原子が規則正しい配置をとった鉱物の形。「結晶・水晶」 [名のり]あき・あきら・てる・まさ
しょう‐しょう【晶晶】
[ト・タル][文][形動タリ]きらきらと輝くさま。「日色—として到らぬ隈なし」〈蘆花・自然と人生〉
じゅしじょう‐けっしょう【樹枝状結晶】
樹の枝のようなパターンで発達・成長した結晶。冬場のガラス窓に付く霜、石灰岩表面の忍ぶ石、電気分解において電極に析出する金属結晶などに見られる。樹枝状晶。デンドライト。
じゅしじょう‐しょう【樹枝状晶】
⇒樹枝状結晶
じゅん‐けっしょう【準結晶】
周期性はないが、高い秩序性の原子配列を有する固体物質。結晶とも非晶質(アモルファス)とも異なる新たな秩序構造として知られ、1984年に発見された。また、二次元における平面充塡として、ペンローズタ...
すい‐しょう【水晶/水精】
無色透明で結晶形のはっきりしている石英のこと。ふつう六角柱状で先がとがる。装飾品・印材・光学機材などに利用。水玉(すいぎょく)。
そう‐しょう【双晶】
2個以上の鉱物などの結晶が、一定の角度で規則正しく結合しているもの。水晶の接合双晶、斜長石の繰り返し双晶など。→連晶 →平行連晶
そうじく‐けっしょう【双軸結晶】
光軸を2本もつ結晶。単斜晶系・三斜晶系のものがこれに属する。二軸結晶。二軸性結晶。