暑(あつ)さ忘(わす)れて陰(かげ)忘(わす)る
暑さが去るとともに木陰のありがたみを忘れる。苦しいときに人から受けた恩も楽になるとすぐ忘れてしまうことのたとえ。
しょ【暑】
1 暑いこと。暑い時節。また、その暑さ。「—を避ける」《季 夏》「熱き茶をふくみつつ—に堪へてをり/虚子」⇔寒。 2 二十四節気の小暑と大暑の時期。暦の上で立秋(8月8日ごろ)までの約30日間。...
しょ【暑】
[音]ショ(呉)(漢) [訓]あつい [学習漢字]3年 1 あつい。あつさ。「暑気/炎暑・寒暑・向暑・酷暑・残暑・避暑・猛暑」 2 あつい季節。「暑中/小暑・大暑」 [名のり]あつ・なつ
しょ‐あたり【暑中り】
「暑気中り」に同じ。
しょ‐か【暑夏】
暑さのきびしい夏。
しょ‐かん【暑寒】
暑さと寒さ。寒暑。
しょかん‐ひら【暑寒平】
縦糸に絹糸、横糸に麻糸を用いて織った男物の袴(はかま)地。夏冬ともに用いたのでいう。
しょかんべつ‐だけ【暑寒別岳】
北海道中西部、増毛(ましけ)山地最高峰の山。標高1492メートル。暑寒別天売焼尻国定公園に属する。
しょかんべつてうりやぎしり‐こくていこうえん【暑寒別天売焼尻国定公園】
北海道の中北部、暑寒別岳・雨竜沼(うりゅうぬま)湿原・天売(てうり)島・焼尻(やぎしり)島などからなる国定公園。高山植物・山地型湿原が特色。平成2年(1990)指定。
しょ‐き【暑気】
夏の暑さ。「—を払う」《季 夏》