いりょう‐ひばく【医療被曝】
人工放射線による被曝のうち、医療機関で放射線を利用した検査・診断・治療によって被験者や患者が受ける被曝。→公衆被曝 →職業被曝
がいぶ‐ひばく【外部被曝】
人体外部の放射性物質や放射線発生装置による被曝。α線は透過力が弱いため線源が体外にある限り悪影響はない。β線は1センチメートル程度の透過力があり、皮膚表面のみ被曝する。γ線は透過力が非常に強いた...
き‐ばく【気曝】
⇒曝気(ばっき)
きゅうせい‐ひばく【急性被曝】
短時間の被曝。一方、長期間にわたる被曝は慢性被曝という。放射線量の総量が等しい場合、急性被曝の方が慢性被曝に比べて人体への影響は大きくなる。
こうしゅう‐ひばく【公衆被曝】
人工放射線による被曝のうち、放射線業務に伴う職業被曝や放射線治療などを受ける際の医療被曝以外の被曝。
こうじょうせん‐ひばく【甲状腺被曝】
体内に取り込まれた放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積して、甲状腺が放射線にさらされること。内部被曝の一種。甲状腺がんの原因となる。
しょくぎょう‐ひばく【職業被曝】
人工放射線による被曝のうち、放射線業務従事者が業務に伴って受ける被曝。→医療被曝 →公衆被曝
たいがい‐ひばく【体外被曝】
⇒外部被曝
たいない‐ひばく【体内被曝】
⇒内部被曝
ないぶ‐ひばく【内部被曝】
体内に取り込まれた放射性物質による被曝。汚染された飲食物を経口摂取したり、放射性の粉塵を肺に吸い込んだりするほか、傷口から血液中に取り込まれることなどが考えられる。放射線の到達距離が短いα線とβ...