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辞書
1 書き入れること。また、その文字や文。書き込み。「本の余白に—をする」
2 「書き入れ時」の略。
3 抵当 (ていとう) 。かた。
「生命を—にしても栄耀 (えよう) の餅の皮を剝 (む) く時勢に」〈魯庵・社会百面相〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
かきいれどき【書(き)入れ時】
《帳簿の書き入れに忙しい時の意から》商店などで売れ行きがよく、最も利益の上がる時。利益の多い時。「年末の—」 [補説]「掻き入れ時」と書くのは誤り。
かきいれび【書(き)入れ日】
利益の多い日。
出典:青空文庫
・・・の床に、路の記の端に書き入れて、一寸御見に入れたりしを、正綴にした今・・・ 泉鏡花「伊勢之巻」
・・・、清三の病気のために書き入れなければならなくなった。 清三は卒業前に・・・ 黒島伝治「老夫婦」
・・・はあとから行の右側へ書き入れになっている。表面には「駒込西片町十番地・・・ 寺田寅彦「子規自筆の根岸地図」
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