しん‐ぎょう‐そう【真行草】
1 漢字の書体の、真書(楷書)・行書・草書のこと。 2 華道・茶道・庭園・俳諧・絵画などでの表現法の三体。「真」は正格、「草」はくずした風雅の体、「行」はその中間。
しん‐しょ【真書】
1 《真体の文字の意》漢字を楷書で書くこと。また、その書体。 2 真実の事柄を記した文書・書物。
しんじ‐いけ【心字池】
「心」の草書体をかたどってつくられた日本庭園の池。京都の西芳寺・桂離宮などのものが有名。
しん‐たい【真体】
1 そのものの真実のすがた。「自己を鍛練して自己の—に達すると共に」〈西田・善の研究〉 2 楷書の字体。楷書体。
じ‐たい【字体】
1 一点一画の組み合わせからなる文字の形。定型化された点画の組み合わせ。一つの字でも、字画数の違いによって、正字・俗字・新字・旧字などと区別する。 2 「書体1」に同じ。
じっ‐たい【十体】
1 漢字の10種の書体。古文・大篆(だいてん)・籀文(ちゅうぶん)・小篆・八分(はっぷん)・隷書・章草・行書・飛白(ひはく)・草書。 2 漢詩のすぐれた10種の風体。形似体・質気体・情理体・直置...
す
1 五十音図サ行の第3音。歯茎の無声摩擦子音[s]と母音[u]とから成る音節。[su] 2 平仮名「す」は「寸」の草体から。片仮名「ス」は「須」の末3画の行書体から。 [補説]「す」は古く[ts...
スクリプト【script】
1 演劇・映画・放送の台本。 2 スクリプターの書いた記録。 3 手書き文字に似せた欧文活字の書体。スクリプト体。「」など。 4 コンピューターの簡易的なプログラミング言語であるスクリプト言語...
せ
1 五十音図サ行の第4音。歯茎の無声摩擦子音[s]と母音[e]とから成る音節。[se] 2 平仮名「せ」は「世」の行書体から。片仮名「セ」も「世」の行書体からの変形。 [補説]「せ」は古く[ts...
せいか‐もじ【西夏文字】
西夏で用いられた表意文字。1036年国定文字として公布され、以後400年余り使われた。漢字によく似た形をもち、総数六千数百字。縦書きで、楷書・行書・草書・篆書(てんしょ)の書体がある。日本の西田...