しゅ‐えい【輸贏】
《「輸」は負ける、「贏」は勝つ意。慣用読みで「ゆえい」とも》かちまけ。勝敗。勝負。「碁盤に対して—を争う最中」〈鉄腸・花間鶯〉
しゅく‐いり【宿入り】
宿所・宿場に入ること。「その時は小室節の最中、—にうたひて」〈浮・一代男・五〉
じ‐ご【耳語】
[名](スル)口を相手の耳に当てて小声で話すこと。また、その話。耳打ち。「互に—して気を揉み居たるの、最中なりしに」〈竜渓・経国美談〉
スリップ【slip】
[名](スル) 1 滑ること。特に、自動車が濡(ぬ)れたり凍ったりした路面で滑ること。「雨のために—する」 2 女性用の下着。ふつう、胸からひざ上までを覆い、ひもで肩からつるす。絹・ナイロンなど...
たけなわ【酣/闌】
[名・形動]行事・季節などが最も盛んになった時。盛りが極まって、それ以後は衰えに向かう時。また、そのようなさま。真っ盛り。真っ最中。「酒宴は今が—だ」「春—な(の)山野に遊ぶ」「齢(よわい)—」
ただ‐なか【直中/只中】
1 まん中。「大海の—に浮かぶ島」 2 まっ最中。まっ盛り。「暴風雨の—に外出する」 3 その代表。随一のもの。「当世女の—、広い京にもまたあるべからず」〈浮・五人女・三〉
ちん‐ちん
[名](スル) 1 嫉妬すること。やきもち。「其のくせ何だ角(か)だと忌(いや)に—をするんだよ」〈木下尚江・良人の自白〉 2 男女の仲がたいへん睦(むつ)まじいこと。ちんちんかもかも。「まんま...
手(て)が塞(ふさ)が・る
何かをしている最中で他のことができない。「今、—・っていて手伝えない」
どう‐ぶくら【胴脹ら】
1 両端が細く中央部がまるくふくれていること。 2 まんなか。なかほど。中央。「家居も京の—、諸役御免の門作り」〈浄・大経師〉 3 真っ最中。さなか。「悲しゅてならぬ—に、あた聞きともない」〈浄...
なか【中】
1 空間的に仕切られた物の内側。内部。「建物の—に入る」「部屋の—が丸見えだ」 2 中央。まんなか。「込み合いますから—へお詰め下さい」 3 二つの物事のあいだ。中間。また、中庸。「ハムを—に挟...