いちべつ‐いらい【一別以来】
最後に会ってからこのかた。この前別れてから今まで。一別来。「—ごぶさたを重ね、恐縮に存じます」
いっき‐つうかん【一気通貫】
1 マージャンで、同じ種類の数牌(シューパイ)を一から九までそろえて上がったもの。 2 転じて、始めから終わりまで一通りそろっていること。また、最初から最後まで一貫したサービスが可能であること。...
一簣(いっき)の功(こう)
《「書経」旅獒(りょごう)から》完成直前のひと骨折り。最後の努力。事業を完成させるために積み重ねる一つ一つの努力の大切さをいう。
いっこう‐いっき【一向一揆】
室町・戦国時代に近畿・北陸・東海地方に起こった一向宗(浄土真宗)門徒の一揆。僧侶、門徒の農民を中心に、名主・地侍が連合して、守護大名・荘園領主と戦った。加賀一揆のように一国を支配したものもあった...
いっ‐せん【一線】
1 1本の線。糸すじ状の1本。 2 戦いで敵と直接ぶつかる隊列。また仕事などで、最も活動する位置。第一線。「—に配属される」「—の記者」「—から退く」 3 はっきりしたくぎり。けじめ。「公私の間...
一杯(いっぱい)は人(ひと)酒(さけ)を飲(の)む、二杯(にはい)は酒(さけ)酒(さけ)を飲(の)む、三杯(さんばい)は酒(さけ)人(ひと)を飲(の)む
飲酒は、少量のときは自制できるが、杯を重ねるごとに乱れ、最後には正気を失ってしまうということ。酒はほどほどに飲めという戒め。
いっ‐ぴつ【一筆】
1 1本の筆。 2 墨継ぎをしないで一気に続けて書くこと。ひとふで。 3 簡単な手紙や文章を書くこと。また、その手紙や文章。「—認(したた)める」 4 土地登記簿上の一区画。→合筆(がっぴつ) ...
いとまん【糸満】
沖縄県、沖縄島南西端の市。古くから漁業が盛ん。沖縄戦最後の激戦地で、ひめゆりの塔などの戦跡がある。人口5.7万(2010)。
いなば‐の‐しろうさぎ【因幡の白兎】
出雲神話に出てくる兎。淤岐島(おきのしま)から因幡国へ行くため、鰐鮫(わにざめ)を欺いてその背を渡ったが、最後の鰐鮫に丸裸にされ、さらに八十神(やそかみ)の教えをそのまま信じて潮を浴び、痛くて泣...
いのち‐だま【命玉】
狩人が危急のときのために最後まで残し持つ弾丸。