さい【最】
[ト・タル][文][形動タリ]程度がもっともはなはだしいさま。第一番であるさま。多く、「最たる」の形で用いる。「成り金趣味の—たるものだ」 [形動][文][ナリ]に同じ。「僕の一生に大感化...
さい【最】
[音]サイ(呉)(漢) [訓]もっとも も [学習漢字]4年 〈サイ〉もっとも。いちばん。「最悪・最近・最高・最終・最初・最大・最適・最良」 〈も〉「最中(もなか)・最早(もはや)・最寄(も...
さい‐あい【最愛】
1 最も深く愛していること。「—のわが子」「—の妻を亡くす」 2 男女または夫婦の仲のよいこと。夫婦の間柄。「—の中になりて師家といふ子産みて」〈愚管抄・五〉
さい‐あく【最悪】
[名・形動]最も悪い状態であること。また、そのさま。「—な(の)場合」「事態は—だ」⇔最善/最良。 [補説]俗に、「最悪チームの解散もありうる」のように、副詞的に用いることもある。
さい‐うよく【最右翼】
《旧軍関係の学校では成績順に右から並んだところから》競争者の中で最も有力なもの。「優勝候補の—」
さい‐おう【最奥】
いちばん奥。さいおく。
さい‐か【最下】
いちばん下。また、最も劣っていること。さいげ。「—に位置する」
さい‐かい【最下位】
地位や順位などが最も下であること。⇔最上位。
さいかく‐ち【最確値】
ある量を数回測定したときの、最も真の値に近い値。最小自乗法によって求め、同じ条件による測定では相加平均をとる。
さい‐がいかく【最外殻】
原子核から最も遠く離れた電子殻。この電子殻にある電子は最外殻電子と呼ばれ、最もエネルギーが高く、原子の化学的性質や反応性を決定する。最外電子殻。