ホルター‐しんでんず【ホルター心電図】
《Holter electrocardiographic monitoring》小型の携帯型心電計で記録した日常生活中の長時間連続記録心電図。一過性の不整脈や心筋虚血の診断に有効である。
ぼうちょう‐べん【膨張弁】
1 蒸気機関で、蒸気を有効に使うために調節する弁。 2 冷凍機で、凝縮された冷媒液を膨張気化させて低圧・低温にする弁。
マイトマイシン【mitomycin】
放線菌の一種から得られる抗生物質。3種の有効成分があり、マイトマイシンCは抗菌・抗癌(がん)性があるが副作用として骨髄障害を起こす。MMC。
ミュージック‐セラピー【music therapy】
音楽を使った治療。音楽(おもにクラシック)を病人に聞かせるほか、病人本人に歌わせたり、楽器を演奏させたりする。心身の緊張が発症や進行にかかわっている病気(高血圧など)の治療や認知症の改善に有効と...
みょう‐やく【妙薬】
不思議によく効く薬。霊薬。転じて、非常に有効な解決策。「景気回復の—」
むいん‐こうい【無因行為】
財産上の出捐(しゅつえん)行為において、原因(契約など)が法律上無効であっても、それ自体は有効とされる行為。例えば手形行為で、売買代金として手形を交付したときは、たとえ売買が無効とされた場合でも...
む‐こう【無効】
[名・形動] 1 ききめのないこと。効力を持たないこと。また、そのさま。「今回の投票では—な票が多い」「途中下車前途—」⇔有効。 2 法律行為が当事者の意図した法律効果を生じないこと。例えば、遺...
メチシリン【Methicillin】
ペニシリン系抗生物質の一。ペニシリンの薬剤耐性菌に対して有効な抗生物質として1960年に半合成されたが、メチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRSA)のような耐性菌が出現。現在日本ではほとんど用いられ...
メチシリンたいせい‐おうしょくぶどうきゅうきん【メチシリン耐性黄色葡萄球菌】
耐性を獲得し、抗生物質のメチシリンが効かなくなった黄色ぶどう球菌。皮膚や鼻腔などに存在。院内感染の原因ともなる薬剤耐性菌であり、抵抗力の弱い手術後の患者や高齢者・未熟児などが感染しやすい。治療薬...
めん‐ちょう【面疔】
顔にできる悪性のできものの癤(せつ)。主として黄色ぶどう球菌が毛包または皮膚腺(ひふせん)に入って起こり、激痛と高熱を伴う。抗生物質が有効。顔面癤。