ありま【有馬】
神戸市北区の地名。六甲山北麓の温泉地。
ありま【有馬】
姓氏の一。 [補説]「有馬」姓の人物有馬晴信(ありまはるのぶ)有馬頼義(ありまよりちか)有馬頼寧(ありまよりやす)
ありま‐おんせん【有馬温泉】
神戸市北区の有馬にある温泉。畿内最古の温泉で、日本書紀にも記載がある。泉質は二酸化炭素泉・塩化物泉・含鉄泉・放射能泉など。
ありま‐きねん【有馬記念】
日本の競馬の重賞レースの一。ファン投票によって選ばれた馬を中心に、毎年12月に行われる。元農相の有馬頼寧(よりやす)を記念して命名。有馬記念競走。
ありま‐すげ【有馬菅】
有馬の付近で産したスゲ。和歌では同音の「あり」を導く序詞として用いられる。「大君の御笠に縫へる—ありつつ見れどことなき吾妹(わぎも)」〈万・二七五七〉
ありま‐ふで【有馬筆】
有馬特産の筆。5色の絹糸で軸を巻き、内部に人形を仕込んである。有馬の人形筆。
ありま‐やま【有馬山/有間山】
有馬付近の山々の称。[歌枕]「しなが鳥猪名野(ゐなの)を来れば—夕霧立ちぬ宿(やどり)はなくて」〈万・一一四〇〉
ありま‐りゅう【有馬流】
剣術の流派の一。室町末期に有馬乾信(もとのぶ)が興したといわれる。有馬神道流。