いき‐ちょん【意気ちょん/粋ちょん】
[名・形動] 1 いきなこと。通(つう)なこと。また、そのさま。「—の魔道に引き入れんとおもへども」〈黄・高漫斎〉 2 安永(1772〜1781)ごろ流行した、いきな男の髪の結い方。「出ず入らず...
いくじ‐きゅうぎょう【育児休業】
法律に基づいて労働者が育児のために一定期間取得できる休業。また、その制度。養育する1歳に満たない子の育児について、事業主に申し出ることで取得できる。育児介護休業法による。企業によっては法律の規定...
いくじ‐ノイローゼ【育児ノイローゼ】
出産・子育ての期間に、母親が情緒不安定、うつ状態、睡眠障害などを起こす状態。ホルモンバランスの崩れや、子育てに対する自信喪失などが原因とされる。
イクチオステガ【(ラテン)Ichthyostega】
古生代デボン紀後期に出現した最古の両生類。化石の頭骨は強固で長さ約15センチ、全長約90センチ。デンマークの探険隊がグリーンランド東部で発見。
イグアノドン【(ラテン)Iguanodon】
鳥盤目の恐竜。体長約9メートル。前肢の親指は鋭い角質でおおわれ、草食性で、後ろ足で立って歩行。中生代白亜紀前期に栄え、化石はベルギー産のものが有名。禽竜(きんりゅう)。
いけ‐うんじょう【池運上】
江戸時代の雑税の一。池の水草や魚などを取るときに、池の持ち主や請負人が一定期間上納した金銭。
いけ‐す【生け簀】
取った魚などを一定期間飼っておく所。水槽や、池または海岸の水中を竹垣や網で囲ったものなど。
いけ‐ちょうがい【池蝶貝】
イシガイ科の二枚貝。琵琶湖の特産。貝殻は菱形。殻長約20センチ。殻表は黒褐色で内面は真珠色。産卵期は5〜7月ごろ。淡水真珠養殖の母貝とし、殻は貝細工の材料。
いけのぼう‐せんけい【池坊専慶】
室町中期の京都頂法寺の執行(しゅぎょう)。池坊流の開祖とされる。生没年未詳。寛正3年(1462)の立花の記録「碧山日録」がある。
いけのぼう‐りゅう【池坊流】
華道の流派の一。室町中期、専慶の立花に始まり、専応(せんおう)・専栄(せんえい)を経て、桃山期から江戸前期にかけて初世および2世専好により大成された。諸流派中、最も古い伝統をもち、現在もなお最大...