いしだ‐りゅう【石田流】
江戸初期の盲人棋士石田検校(けんぎょう)が始めた、将棋の駒(こま)組み。飛車を角行(かっこう)の右へ移して戦う平手(ひらて)定跡。
いしつぶつ‐ほう【遺失物法】
遺失物を拾った場合の警察への提出や、持ち主への返還等について定めた法律。平成19年(2007)施行。明治32年(1899)施行の旧遺失物法が全面改正され、遺失物の保管期間が6か月から3か月に短縮...
いしのかね‐の‐いえ【石の鐘の家】
《Dům U Kaminého zvonu》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街広場にある邸宅。14世紀の初期ゴシック式の建物で、ボヘミア王バーツラフ2世の娘エリシュカのために建てられた。そ...
いしのしたのきろく【石の下の記録】
大下宇陀児の長編推理小説。昭和23年(1948)から昭和25年(1950)にかけて発表、単行本は昭和26年(1951)刊行。昭和24年(1949)の光クラブ事件など、アプレゲール犯罪が頻発した時...
いし‐びや【石火矢/石火箭】
1 石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。 2 近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。「江戸屋勝二郎というては—でも崩れまい」〈浄・淀鯉〉
いしやまでらえんぎ【石山寺縁起】
鎌倉後期から江戸中期にかけて作られた全7巻33段の絵巻物。石山寺創建の縁起と、本尊の観音菩薩の霊験譚(れいげんたん)を描く。本文の成立は正中年間(1324〜1326)であるが、絵の制作年次は、第...
いしょう‐けん【意匠権】
産業財産権の一。工業上利用することができる新規の意匠を独占的・排他的に使用できる権利。登録によって発生する。存続期間は、設定登録の日から20年(平成19年(2007)3月以前のものは15年)。
いしょうにほんでん【異称日本伝】
江戸初期の史書。3巻。京都の儒医松下見林著。元禄6年(1693)刊。中国・朝鮮の史書から日本関係の記事を抜き出して編集したもの。
い‐しょく【委嘱】
[名](スル)一定期間、特定の仕事を他の人に任せること。委託。「監査役を—する」 [補説]行政では、審議会・調査会などの委員に、民間人やその行政機関に属さない公務員を任じることをいう。
いしりんしょうけんしゅう‐せいど【医師臨床研修制度】
大学を卒業し国家試験に合格した医師を、指定病院で実地研修させる制度。臨床医として一般的な診療で頻繁に関わる負傷や疾病に適切に対応できるように、プライマリーケアの基本的な診療能力を習得させ、また、...