いた・い【痛い/甚い】
[形][文]いた・し[ク] 1 肉体に痛みや苦しみを感じるさま。「歯が—・い」「つねられて—・い」 2 心に苦痛を感じるさま。精神的につらい。「欠損続きで頭が—・い」 3 弱点を攻撃されたり打撃...
痛(いた)い目(め)に合(あ)・う
痛みや苦しみを味わう。ひどい経験をする。ひどい目に合う。痛い目を見る。「歯の治療で—・うのはもうこりごりだ」「期待が大き過ぎると—・うぞ」
いた‐がね【板金/板銀】
1 薄くのばした金属の板。ばんきん。 2 金銀を板のように薄くのばしたもの。近世初期から、貨幣として用いられることがあった。ばんきん。
いたこ‐ぶし【潮来節】
潮来地方で起こった俗謡。船歌から出て座敷歌となり、江戸中期に全国的に広まった。
いたずら‐もの【悪戯者】
1 いたずらをする者。いたずら好き。「手に負えない—」 2 みだらな者。特に、身持ちのよくない女性。「様子や言葉使のみを見て、—だと断定してはならない」〈荷風・濹東綺譚〉 3 「徒人(いたずらび...
イタセクスアリス【ヰタ・セクスアリス】
森鴎外の小説。明治42年(1909)発表。幼年期から青年期に至る性欲を自叙形式で描く。発禁となった。 [補説]題名はラテン語vita sexualisで、性生活の意。
いた‐び【板碑】
鎌倉時代から江戸初期にかけて盛んに行われた、死者の追善供養のために建てた平たい石の卒塔婆(そとば)。最上部を三角形に作り、その下に深彫りの横線を入れ、仏像・梵字(ぼんじ)、年月日・名前などを刻む...
イタリアン‐ライグラス【Italian ryegrass】
イネ科の一年草。高さ約1メートル。葉は線形。晩春、やや曲がった穂を出す。地中海沿岸の原産で、明治初期に渡来。牧草にする。ねずみむぎ。
い‐ち【位置】
[名](スル) 1 ものがある所。ものがあるべき場所。また、ある場所を占めること。「—がずれる」「所定の—につく」「青森県は本州の最北端に—する」 2 ㋐物事が全体の中で占める場所。「この問題は...
いち‐え【一会】
1 一つの集まり。特に、法会(ほうえ)、また茶会をいう。 2 一度の出会い。「一期(いちご)—」