き‐の‐えき【木の駅】
山林所有者が出荷する間伐材や林地残材などの集積場。未利用木材を地域通貨や商品券で買い取る「木の駅プロジェクト」の中核となる施設。集められた木材はチップ工場や温泉施設などに運ばれて利用される。 [...
き‐の‐か【木の香】
材木のかおり。「—の漂う新宅」
き‐の‐かしら【木の頭】
⇒きがしら(木頭)
き‐の‐こ【茸/蕈/菌】
《「木の子」の意》菌類のうち、顕著な子実体(しじつたい)を形成するもの。大部分は担子菌類に、一部は子嚢(しのう)菌類に属する。ふつう傘状をなし、山野の樹陰や朽ち木などに生じる。食用となるマツタケ...
き‐の‐はし【木の端】
木の切れ端。転じて、取るに足りないもの。「ただ—などのやうに思ひたるこそ、いといとほしけれ」〈枕・七〉
きのまる‐どの【木の丸殿】
「きのまろどの」に同じ。「山の中なれば、かの—もかくやと」〈平家・八〉
きのまろ‐どの【木の丸殿】
丸太で造った粗末な殿舎。特に、福岡県朝倉市にあった斉明天皇の行宮(あんぐう)のこと。黒木の御所。きのまるどの。[歌枕]「朝倉や—にわれ居(を)れば名のりをしつつ行くは誰(た)が子ぞ」〈新古今・雑中〉
き‐の‐み【木の実】
木になる果実。このみ。
きのみ‐あぶら【木の実油】
木の実を絞って作る油。特に、椿油(つばきあぶら)をいう。
きのみち‐の‐たくみ【木の道の工】
大工や指物師。こだくみ。「—の、よろづの物を心に任せて作り出だすも」〈源・帚木〉