いよ‐まんざい【伊予万歳】
民俗芸能の一。愛媛県中部を中心に行われる祝福芸。太夫・才蔵・次郎松に三味線・太鼓の囃子(はやし)がつき、踊り子が出る。扇を多数使って老松を表す「松づくし」や、「お染久松」「忠臣蔵」などの寸劇も演...
イン‐サイチュ【in situ】
《その場所で、の意》細胞が生体内の本来あるべき場所で機能している状態であること。また、その状態で行われる実験や化学反応をさす。インシトゥ。
いんぺい‐しゅ【隠蔽種】
本来は別種であるが、外見上の区別がつかず、同一種として扱われていた種。遺伝子の塩基配列などを調べる分子系統学的な手法で、別種の存在が明らかになることが多い。
イーサリアム【Ethereum】
インターネット上で流通する仮想通貨の一。本来は、仮想通貨単位イーサを運用するためのプラットホームおよび開発プロジェクトの総称。金融当局の規制を受けず、P2Pネットワークを通じて相手と直接取引を行...
上(うえ)を下(した)へ
《上のものを下にし、下のものを上にする意から》入り乱れて混乱するさま。「—の大騒ぎ」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「上を下への大騒ぎ」と「上や下への大騒ぎ」について、どち...
うかれぼうず【うかれ坊主】
歌舞伎舞踊。清元。本来は常磐津(ときわず)で、2世桜田治助作詞、3世岸沢古式部作曲。文化8年(1811)江戸市村座初演。昭和の初め、5世清元延寿太夫が清元に改曲。
うたがうらく‐は【疑うらくは】
[連語]《動詞「うたがう」の終止形+接尾語「らく」+係助詞「は」》疑ってみることには。恐らく。ひょっとして。「—君却て妾を思わざるべし」〈織田訳・花柳春話〉 [補説]本来「うたが(疑)う」のク語...
うる【得る】
[動ア下二]《本来は下二段動詞「う」の連体形》 1 「え(得)る」に同じ。「うるところが多い」「承認をうる」 2 動詞の連用形に付いて、…することができる、可能である、の意を表す。「できうるかぎ...
うんよう‐じゅつ【運用術】
1 そのものの本来の価値を生かすように巧みに使う方法。活用のしかた。 2 船舶を操縦する技術。
ウーリー‐かこう【ウーリー加工】
《ウーリーは、woolly》綿糸などに、羊毛に似た感触・弾力などを与える加工法。また、合成繊維のフィラメント(長繊維)に、その性質を利用して本来の糸のままでは得られない伸縮性・保温性・ふくらみを...