おしば‐ひょうほん【押(し)葉標本】
押し葉による標本。吸湿紙などに植物を挟み、押しをかけて乾燥させた標本。腊葉(さくよう)標本。
おもて‐にほん【表日本】
本州の太平洋に面する地方を称した語。太平洋沿岸地域。⇔裏日本。
おり‐でほん【折(り)手本】
折り本に仕立てた書画の手本。
おりべ‐ぼん【織部本】
天保年間(1830〜1844)、観世織部(かんぜおりべ)が刊行した謡本。現行観世流謡本の底本。
おり‐ほん【折(り)本】
1 和本の装丁の一。横に長くつなぎ合わせた紙を端から折り畳んで作った、とじ目のない本。習字の手本や経典などに多い。 2 「折り丁」に同じ。
かき‐の‐もと【柿の本】
1 正統の和歌。また、それを詠む一派。歌聖柿本人麻呂にちなんで名づけた。 2 正統の連歌。有心(うしん)連歌。→栗の本
かき‐ほん【書(き)本】
1 筆で書いた本。写本。 2 語り役者が、独特の大文字で節付けを書いた浄瑠璃正本(しょうほん)。 3 講談などで語られるものを読み物として出版したもの。
かこく‐ぼん【家刻本】
個人が刊行した書物。家塾本。私家版。
かしつけ‐しほん【貸付資本】
利子を獲得する手段として、資本所有者が所有している貨幣資本。利子つき資本。利子生み資本。
かし‐ほん【貸(し)本】
料金を取って一定の期間貸す書籍・雑誌。