あけ【朱/緋】
1 赤い色。特に、朱・緋(ひ)・紅。また、赤く染められたもの。 2 馬の毛色で、黄がかった赤。赤毛。 3 「緋袍(あけごろも)」の略。
あらい‐しゅ【洗い朱】
《「あらいじゅ」とも》 1 黄みを帯びた、丹色(にいろ)に近い朱。 2 いくらかの朱をまぜた漆で塗り、刷毛目(はけめ)をつけた漆器。
いっ‐しゅ【一朱】
1 貨幣・重さなどの単位。→銖(しゅ) 2 「一朱金」の略。 3 「一朱銀」の略。
うるみ‐しゅ【潤み朱】
黒漆に朱をまぜた漆塗り。また、その色。
かい‐しゅ【皆朱】
朱または辰砂(しんしゃ)をまぜて全面を赤く塗りつぶした漆塗りの器物。
きん‐しゅ【金朱】
堆朱(ついしゅ)で、毛彫りのようにした彫り目に金粉を擦り込んだもの。
ぎん‐しゅ【銀朱】
水銀を焼いて作った赤色顔料。主に朱墨(しゅずみ)として使う。朱。
しゅ【朱】
1 黄ばんだ赤色。 2 黄色みを帯びた赤色の顔料。天然には辰砂(しんしゃ)として産し、成分は硫化水銀。朱肉や漆の着色、油絵の具などに用いる。 3 「朱肉」の略。 4 「朱墨(しゅずみ)」の略。 ...
しゅ【朱】
[常用漢字] [音]シュ(漢) [訓]あか あけ 1 黄をおびた赤色。「朱唇・朱筆」 2 朱色の顔料。「朱印・朱肉/皆朱・堆朱(ついしゅ)」 [名のり]あけみ・あや [難読]朱欒(ザボン)・朱雀...
しゅ【銖/朱】
1 重さの単位。大宝令で、1両の24分の1。 2 江戸時代の貨幣の単位。1両の16分の1。1分(ぶ)の4分の1。銀目の3匁7分5厘。 3 利率の単位。1割の10分の1。分(ぶ)。歩(ぶ)。