きょうにん‐すい【杏仁水】
杏仁油をとったあとの杏仁のかすに水を加え、蒸留して得られる無色透明の揮発性の液。独特の芳香があり、せき止め・うがい薬などに用いる。
あんにん‐どうふ【杏仁豆腐】
⇒きょうにんどうふ(杏仁豆腐)
きょうにん‐どうふ【杏仁豆腐】
中国料理の点心の一。杏仁をすりつぶして寒天で固め、シロップをかけたもの。一般には、杏仁のエッセンスを加えた牛乳の寒天ゼリーが多い。あんにんどうふ。シンレンどうふ。
きょうにん‐ゆ【杏仁油】
杏仁を圧縮して得られる無色または淡黄色の透明な脂肪油。軟膏や香油・食用油などに用いる。
きょう‐りん【杏林】
1 杏(あんず)の林。 2 《古代中国の神仙董奉(とうほう)が、多くの人の病気を治し、治療代の代わりに杏の木を植えさせたところ、数年で林になったという「神仙伝」董奉の故事から》医者の別称。
きょうりん‐だいがく【杏林大学】
東京都三鷹市に本部のある私立大学。昭和45年(1970)医学部の単科大学として開設された。現在は、医学部のほか外国語学部・総合政策学部・保健学部をもつ。
ぎょう‐よう【杏葉】
《形が杏(あんず)の葉に似ているところから》 1 唐鞍(からくら)の面繋(おもがい)・胸繋(むながい)・尻繋(しりがい)につける金属製または革製の装飾。 2 胴丸・腹巻などの肩上(わたがみ)に、...
ぎょうよう‐ぐつわ【杏葉轡】
轡の一。立聞(たちぎき)に続く鏡の部分を杏の葉にかたどったもの。木の葉銜(ばみ)。
ぎょうよう‐ぼたん【杏葉牡丹】
紋所の名。牡丹の葉を花の上に、杏葉3の形に描いたもの。
ぎょ‐よう【杏葉】
⇒ぎょうよう(杏葉)3